01
入社の理由 研究職より、多くの人と一緒に何かを創りたい
昔、小学生向けの科学雑誌があり、毎月いろんな実験や科学工作ができる付録がついていました。私はそれが大好きで、「将来は化学関係の仕事がしたい」と思うきっかけになりました。
一方で人とのコミュニケーションも好きだったので、研究職より多くの人と一緒にものづくりをする仕事がいいと思い、就活では化学プラント関連の業界を中心に探しました。建設に関わる仕事は当初念頭にありませんでしたが、多くの人と協力し合って動かす仕事は自分に合っており、充実感を持って仕事ができています。

02
仕事について 周囲で多くの工事が同時進行。問われる計画性と調整力

入社後約2年間は研修期間で、仕事の基礎を学びます。私の場合、入社
直後にコロナの非常事態宣言が出て「どうなるんだろう」と思いました
が、会社からノートPCを提供され、オンラインで研修を受けることがで
きました。2年目に各地のプラントでのOJTの後、正式配属。1年ほどは
見習い補佐として、京葉工業地帯の様々な企業の現場をまわり、実地
の仕事を覚えました。
現在は監督者として、主に石油関連や化学工場などのプラント建設の
現場で、配管の施工や保守などを担当しています。現場では客先企
業を始め様々な企業のチームが動いており、重機の調達や敷地内道路
の占有などの調整も重要な仕事。作業者が仕事を進めやすい環境づく
りを第一に、様々な状況に対応しなければなりません。
そのためには、工事の流れを踏まえて「この先起きること」を先読みし
て備える計画性や、チーム内外の人々とコミュニケーションして情報集
めをする力が必要になります。
03
福利厚生 有給休暇も育休も、取りやすい雰囲気が嬉しい
会社の福利厚生はかなり充実しており、ずいぶん活用させてもらっています。実は、独身寮が光熱費込みで非常に安いというのが入社の決め手の一つでもありました。さらに結婚後は、会社が社宅として借り上げる家にかなりの補助が出ます。私の場合は家賃の4割負担で済んで助かっています。
男性社員の育休取得にも理解があります。昨年子供が生まれた後、仕事が一区切りしたタイミングで申請し、2カ月育休を取って家事に専念することができました。もちろん通常の有給休暇も取りやすい雰囲気があるので、子育ての状況などに応じて活用したいと思っています。

ある1日のスケジュール
- 7:30 出勤
- 8:00 現場の作業者らと共に朝礼、作業内容などの確認
- 8:30or9:00 作業開始 現場をまわり、作業者に指示や注意伝達
- 10:00 15〜30分休憩 トラブルなど確認、対応
- 12:00 昼休み 休憩所で弁当
- 13:00 午後作業開始
- 15:00 15〜30分休憩
- 17:00 作業終了 退勤
04
学生へのメッセージ しっかりした社員教育があるので成長できる

私は大学では化学専攻だったので、建設に関わる現在の仕事は言ってみれば「畑違い」。大学で学んだ知識は、手がけるプラントを大まかに
理解する助けとはなりますが、直接仕事のスキルとして役立つわけで
はありません。でも、最初にしっかりとした研修が受けられたおかげで、この業界にすんなり入ることができました。「自分には関係なさそう」と思う業界でも、この会社のようにケアが充実していれば、ちゃんと仕事を引っ張る存在に成長できると思います。